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makico
イタリア在住
イタリアの職人文化と革製品をこよなく愛し、ローマの片隅でゆるく生きてます。

ローマで出会った人やモノの素敵な物語を伝えていけたらと意気込みながら、マイペースにブログを書いたりサイトを運営したりしています。
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【ローマの陽気なお父さんのジェラテリア】濃厚な自家製ジェラートがおすすめ「Valentino」

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イタリア旅行で〝絶対食べたいもの〟の1つが、濃厚な本場イタリアのジェラート。各都市の〝おすすめのジェラテリア〟はチェックしておきたいところですよね!

この記事のポイント
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ローマに数あるジェラテリアですが、ガイドブックには載っていない親父のジェラテリアこと、オーガニック素材にこだわった「Valentino」をご紹介します!

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そもそも「イタリアのジェラート」って?!

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古くは「旧約聖書」に登場し、皇帝ジュリアス・シーザーも好んで食べていたとされる「氷菓子」が、現在のジェラートの始まりと言われています。

映画「ローマの休日」の劇中で、アン王女が〝スペイン階段でジェラートを食べるシーン〟でもお馴染みのイタリアのジェラート。

観光客の間で「ジェラートを食べること」が爆発的に流行したのは映画の影響からですが、〝ジェラート文化発祥の地〟と言われているイタリア。

古代ローマ帝国の時代には、皇帝など身分の高い人たちが、アペニン山脈やアルプスから氷を持って来させて、その氷の上へハチミツや果実汁、ワインなどをかけて食べていたと言われています。※中国からの伝来説もあり

とりわけ〝こってりと濃厚〟なイタリアのジェラートは、ガイドブックでも1ページを占めるくらいのボリュームで紹介されているので、写真を見ているだけでも〝絶対に現地に行ったら食べたい!〟と思ってしまうのは至極必須のこと...。

イタリアの「ジェラート」が特別な理由

世界中の観光客に愛され続ける、イタリアのジェラート文化。

では、ローマの街でジェラートをさらに美味しく食べるために、ここで「イタリアのジェラートの秘密」をちょっとだけご紹介しちゃいます!

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イタリアのジェラートの特徴でもあるこってりと濃く重い食感は、含まれている空気量がアイスよりも少ないからなんです。

世界的に「イタリアのジェラートは身体に良い」と言われている理由は、ジェラートの成分に含まれている〝乳脂肪〟の量が少なく、一般的なアイスに比べるとカロリーが低くなっているため。

また、イタリアの豊饒な大地と気候が育む果実などの素材をふんだんに使用して作られているため、素材ひとつひとつの香りと風味が高く、ジェラート特有のこってりとした濃厚な食感と一緒に味わえることが、イタリアのジェラートが世界中から愛されている理由といえます。

ジェラテリアはどうやって選ぶ?

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ご存じの通り、そんなジェラートを販売するお店がGelateria(ジェラテリア)ですね!

特に、独自のこだわりを持って〝オリジナル・ジェラート〟を作っているのが「Artigianale」(ホームメイド)と表記のあるジェラテリア。


〝Artigianale〟
の表記がないお店でも、小さなお店では〝手作り〟でジェラートを作っているお店も多かったりするので、ガイドブックに載っている有名店ではなく「ローマの小さな穴場のお店」でお気に入りを探すのもまた楽しかったりします。

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私がローマの街で出会ったお気に入りお店のひとつが、トレヴィの泉からすぐの場所にあるジェラテリア「Valentino」(ヴァレンティーノ)

ローマで出会う「親父さん」のジェラテリア

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オーナーは、とっても愉快でちょっと怪しい雰囲気が魅力のヴァレンティーノ氏。スタッフ全員〝ITALIA〟ルックなのもポイント!

お客さんを想って作る〝ジェラート職人〟

そんなヴァレンティーノですが、ジェラートにかける想いは〝本物の職人さん〟そのもの!

今ではイタリアの多くのジェラテリアでも多用されている「人口着色料」や「香料」などの化学薬品ですが、ヴァレンティーノ氏のジェラートは最高品質の素材を使うこと化学薬品を一切使用しないことが、お店を開いた時からのポリシーだそう。

ジェラートは全て、店内でホームメイドで作られているので、必要な分を必要な分だけ作り、〝少なくなってきたらまた作る〟(10分少々で出来るとのこと)という作業を繰り返しています。

そのため、ショーケース内のジェラートが山盛りに盛られたまま長時間放置されることなく、いつも新鮮なジェラートを提供してくれています。

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試してみたい味があれば「事前に味見」をさせてくれるので、遠慮なくお伝え下さいね!

ジェラテリアの雰囲気はどんな感じ?

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実は私、この派手派手しいネオンな感じ」からこれは絶対にないな…と、何年もずっと素通りしていました(笑)

このお店の良いところは、「3秒ルール?!」と言わんばかりに即決しなければいけないローマのジェラテリアの中でも、お店自体が小さいことと、日本人の性格を理解してくれているので、「ゆっくりと選ぶのを待っていてくれる」ところ。

また、素材の味を最大限に生かして美味しく食べてもらいたいとの想いから〝食べる順番〟をアドバイスしてくれるのも、他のジェラテリアにはない素敵なところです。

さらに、観光地でお水を買う時は、夏場などは時に売れ行きが激しい場合「冷えていない水」がお店に並んでいることが多いのですが、こちらのジェラテリアではお水が〝常にきちんと冷やされている〟のも、お店側がいつもきちんとお客さんを想っている証拠。

こういった部分も、私がこのジェラテリアを心からおすすめしたい理由のひとつ。

おすすめの味はこれ!
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私のお気に入りは、濃厚で甘酸っぱいヨーグルトダークチョコレートの組み合わせです!

イタリア人に人気は「ピスタチオ」
お店の自慢の味、濃厚なダークチョコレートにラム酒の入った「Choccolato Fondente」は個人的にも本当におすすめなので、お好きな方はぜひチャレンジしてみて下さいね。

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写真を撮るのを忘れてしまい、食べかけ写真ですみません…

ジェラテリア「 Valentino」へ行こう

名称 Gelateria「Valentino」
営業時間
10:00〜23:00(変更の場合もあり)
アクセス Via del Lavatore 96, ローマ イタリア
電話番号 +39 06 678 3219
HP http://www.gelateriavalentino.it/
備考 ●月曜~日曜日(場合により定休日あり)
makico
そして、親父さんの得意な日本語は美人ですね!」「良いお年を!

まとめ

そもそも、私がこのジェラテリアを知ったのは、日本でイタリア人の先生からイタリア語を習っている友人がローマでジェラートを食べるならここ!と、その先生に教えてもらったからことがキッカケでした。

makico
初めて食べた時に感じた〝美味しい!〟〝何だかハッピーな気持ち〟は今もずっと変わらないままに覚えています。

ローマに数あるジェラテリアの中でも、ガイドブックには載っていない〝親父さんと息子さんが経営する小さなジェラテリア〟にあるのは、いつもユーモア溢れる親父さんの姿と、絶品のジェラートの味。

トレヴィの泉を訪れる際は、「素材の自然な味わい」「品質の良さ」にこだわった〝職人〟ヴァレンティーノの想いが込められた濃厚で優しいオーガニックジェラートが味わえる「Gelateria Valentino」をぜひ訪れてみてほしいと思います!

makico
ご紹介したお店を訪問される際はmakicoのブログを見たよとこの記事を見せるか、またはブログを見た旨を一言お伝え下さいね。

お伝えする事で、みなさんが「ローマ」と「日本」のストーリーを繋ぐ大切なたったひとりの存在〟です。関わる方がみんなで嬉しいをシェアしながら作っていく、そんなキッカケになるようなブログであれたらと思います。

「storiaunica」ブログ
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