MENU
makico
イタリア在住
イタリアの職人文化と革製品をこよなく愛し、ローマの片隅でゆるく生きてます。

ローマで出会った人やモノの素敵な物語を伝えていけたらと意気込みながら、マイペースにブログを書いたりサイトを運営したりしています。
イタリア職人が作るハンドメイド革製品click

ローマで出会うの可愛いピノッキオたち!ピノキオ専門店「Pinocchietto dal 1927」

【PR】当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
  • URLをコピーしました!

 

ここ最近、一気に気温が下がったローマ。

 

街中は Natale(クリスマス)ムード、なかなか盛り上がってきています。大人も子供も、何だか楽しそうな雰囲気が本当に素敵です。

 

この時期のイタリアは、多くの人が必死にプレゼント選びに奔走し、お店側も日曜日にもお店をクローズしてはいけない〟という国からのお達しの元、月末まで休みなしで営業するという過酷な〝師走のクリスマス・シーズン〟の風景。

 

そんなローマの街中ですが、本日は〝トレヴィの泉の近く〟にある「ピノッキオ人形専門店」がとっても大人気でした☆*.。

 

イタリア生まれの物語〝ピノッキオ〟と、ローマの〝ピノッキオ専門店〟「Pinocchiettto」について書いていきます。

 

Sponsored Links

目次

イタリア生まれの「ピノッキオの物語」

 

ピノキオの物語は〝ディズニー映画〟としても有名ですが、実は「ピノッキの大冒険」(Avventure di Pinocchio)は、イタリア生まれの物

 

この物語は、フィレンツェ出身の作家「カルロ・コッローディ」氏によって書かれたもので、初版が出版された1883年から現在まで約100年以上にもわたって読み継がれている〟誰もが名前くらいは知っている不朽の名作です。

 

ゼペット爺さんピノッキオが織りなす「大冒険と感動の物語」は、きっと子供の頃に一度は読んだことがあるはず。〝嘘をついたら鼻が伸びる〟という有名なフレーズは、聞いたことがあるかと思います。

 

大まかなストーリー

 

 
ある日、大工のチェリーが偶然見つけたのは「意思を持って話すことの出来る」〝不思議な丸太〟
 
その不思議な丸太を、大工から譲り受けた〝おもちゃ職人〟のゼペット爺さんは、愛情を込めて丸太から〝操り人形〟「ピノッキオ」を削り出します。
 
…ですが、ピノッキオは〝努力が大嫌いな大の怠け者〟
 
目先の美味しい話にはすぐに乗っては騙され、優しく忠告してくれる者たちの声には一切耳を貸さず、その高慢さからも幾度となく命の危機にさらされる事になります...
 
九死に一生を得る体験を幾度もしながら、ゼペット爺さんの思いやりに触れ、その苦難を乗り越えた先には、学校では得ることの出来なかった〝素晴らしい学び〟がありました。
 
その学びから、その後はすっかりと心を入れ替え、思いやりと誠意を持て生きるピノッキオの姿がありました。
 
そして、〝良い子になった〟彼の姿を見た妖精によって、ピノッキオは、人形ではなく〝人間の子供としての命〟をご褒美として与えれるのでした...。

 

 

ローマで出会う〝ピノッキオの世界〟

 

iqDC0X3dLIuCStq4.jpg

 

ピノッキオ工芸の本場は、カルロ氏の出身地であるトスカーナ地方にはなりますが、ローマにも数件「ピノッキオ人形」を購入することが出来るショップがあります。

イタリアを代表する〝ピノキオ・ブランド〟「Bartolucciのショップもナヴォーナ広場の近くにあるのですが、今日はトレヴィの泉の近くにも可愛いピノッキオショップ「Pinocchietto」をご紹介。

 

イタリア職人の手から生まれる、優しいピノッキたち

 

GulX49PDjQcPSVlD.jpg

 

カルロ氏が〝いずれ大人へと成長していく子供たちの未来へ〟想いを込めて書いた原作の物語の通り、木片から職人さんのハンドメイドで作られるピノッキオのおもちゃ達は、便利なモノが次から次へと生まれては廃れていく今の時代、世界中の大人たちが子供の心に残してあげたいと思うモノのひとつではないでしょうか。

 

こちらの〝ピノキオ専門店〟「Pinocchiettto」で触れる温かい木の温もりは、大人の私であっても心に響くものがあります。

 

店内では、イタリア職人さんがピノッキオ人形の制作を実演しており、ショップの外側からも通行人が作業を見学できるよう見学用の窓が設けられています。

 

image

 

時代の流れと共に職人離れが進むイタリア、今もなおピノッキオ作りの道を歩む〟若き職人さんの姿。

この日は、小さな女の子が職人さんに熱心に質問しながら、目の前でピオッキオが作られていく作業を職人さんの傍らで一生懸命に見ていました。そんな小さな「素敵」「一生懸命」を伝えてくれるのが、イタリアに限らず〝職人さんの大切なお仕事〟 でもありますよね。

 

ピノキオ専門店「Pinocchietto」に行ってみよう!

名称 Antica Falegnameria Pinocchietto dal 1927
営業時間
10:00〜22:00
アクセス Via del Lavatore, 93, 00187 Roma RM
電話番号 +39 06 6992 4431
HP http://www.pinocchio1927.it/
備考 ●定休日なし(場合により定休日あり)

 

本場のピノッキオの世界に触れると、子供の時に感じた無邪気な気持ちを思い出します。原作者のカルロ氏が、子供たちの未来へと込めた〝願い〟や〝想い〟は、現在ではイタリアの素晴らしい伝統工芸となり、時を超えた今も多くの人たちの心へ受け継がれているのです。

トレヴィの泉を訪れる際は、この素敵なローマの〝ピノッキオの物語〟に出会ってみて下さいね!

 

あわせて読みたい
ローマの“熟練職人”アルドさんが作るハンドメイドの革製品!心に響くイタリアの革製品たち ローマで革製品を買うなら、このお店! 先日「トレヴィの泉」の近くにある、ローマで革製品を買うなら絶対に〝私が一番オススメする〟アルドさん&ナタリーナさんの革職...

 

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次