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ずっと好きだったものがある。
ずっと働いてきたおじいちゃん、おばあちゃんの手。
ハンドメイドの革製品に、アクセサリー、そんなものたち。
祖父の持っていたアンティークな革のバッグが好きだった。
それはもしかしたら、祖父が持っていたから好きだったのかもしれない。

フェルッチョ職人の大きな手。
一度だけ革を切らせてもらったけれど、フェルッチョみたくは切れなかった。なんだかアンティークな時代遅れの道具だったから、絶対に機械で切った方がキレイに切れるのに・・・と思った。それなのに、フェルッチョはとってもキレイに力強く切る。ここには、本物がいっぱいある。
簡単だから機械を導入するのが良い、とか。
よく切れるから新しいハサミを買う、とか。
安い、とか。
高い、とか。
それはまさに人それぞれだと思う。
イタリアの熟練職人が作ったから、絶対に素晴らしいかどうかは分からない。ハンドメイド特有のキズや汚れがあることを、「アジ」と思うか「不良品」と思うかは分からない。それでも、私は受け継がれてきたローマの老職人の「本物」が好きだ。
入口の階段を下りると、
元気なフェルッチョの姿が見えます。

フェルッチョ職人のバッグ、良かったら見に来て下さい。
あなただけの「たったひとつの物語」、どうぞ見つけて下さい。

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